東京オリンピックの正式種目に採用されて注目がぐんぐんと高まっているクライミング。都内を中心にクライミングジムは今も増え続けています。
最近は若い女性のダイエット目的でも使用されるボルダリングですが、登山を趣味としている人にとっては色々と効用があります。興味があるけどなかなかはじめるチャンスがなかった方に、クライミングのはじめ方を説明したいと思います。
目次
ジムでできるクライミングの種類
まず、大きく分けてふたつの種類があります。ロープを使用する「ロープクライミング」とロープを使用しない「ボルダリング」です。ロープクライミングには、さらにふたつの種類があります。途中のクイックドローとよばれるカラビナに自分でロープをかけていく「リードクライミング」と天井近くの支点にあらかじめかかっているロープを使用する「トップロープクライミング」のふたつです。
多くのクライミングジムはボルダリングのみができるジムです。ロープクライミングができるジムは都内でも数がかなり限られます。
そして、ロープクライミングは通常二人一組みで行います。これに対し、ボルダリングは一人でできます。
そのため、まずクライミングをはじめようと思っているならボルダリングがおすすめです。
ボルダリングジムの探し方
CLIMBING-netのジム情報から探すのが掲載件数も多く、オススメです。
まずは自分の自宅や通勤先・学校の近くで探してみると良いでしょう。
ボルダリングに必要なものは?
ジムが決まったらあとは実際に行くだけ。ボルダリングに必要なものはクライミングシューズだけですが、これはお店でレンタル可能です。格好はTシャツ、短パンなど、いわゆる動きやすい格好であれば何でも大丈夫です。足をあげることが多いので長ズボンの場合、膝の引っかかりがすくない足があげやすいものの方が良いと思います。
あと、靴をレンタルする場合、忘れてはならないのが薄手の靴下です。クライミングシューズはかなり小さめに履くため、普通に履いているような靴下だと履きづらいです。
なので、薄手の靴下、動きやすい格好、タオル、飲み物を持って行くようにしましょう。
※飲み物は大抵のジムでは自販機があるため、必ずしも持っていかなくても大丈夫です。
ちなみに、薄手の靴下はユニクロで売っている「ベリーショートソックス」や「スポーツベリーショートソックス」という薄手のくるぶしの下までの靴下が 390円と安くてオススメです。
ボルダリングっていくらぐらいかかるの?
多くのジムは、登録料と利用料がかかります。両方あわせて 2,000円から 3,500円ぐらいのところが多いです。初回の場合、クライミングシューズのレンタル代が含まれているところも多いです。
仕事や学校帰りに行っても大丈夫?
問題ありませんが、荷物には注意が必要です。
どのジムにも貴重品入れがありますが、財布や携帯が入る程度の小さなロッカーであることも少なくないため、パソコンや資料など、なくなったら困るそこそこ大きいものがあるようでしたら、そのジムに鍵付きのロッカーがあるか、ホームページで確認するか、電話で聞いてみましょう。
で、ジムにいったらどうするの?
はじめて行く場合、おすすめは初心者講習を受けること。通常は無料で受けられます。水曜日の 19時からなど、ジムによってそれぞれ設定があるため、それに合わせて行くとやり方もわかるし、うまくいけば友達もできるので、とりあえずの1回目は初心者講習を探してみましょう。
まとめ
CLIMBING-netで自宅か会社・学校の近くで探す
↓
ジムが見つかったら初心者講習のやっている日を公式のホームページ等で調べる
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薄手の靴下、動きやすい格好、タオル、飲み物(現地調達もOK)を持ってジムに行く
↓
初心者講習を受ける!
ぜひ一度お試しを。