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登山で守るべき7つのマナー・エチケット

法令等で決まっていること以外にも、登山では守るべきマナーやエチケットがあります。登山を続けていれば、周りを見て何となく分かってきますが、初めから知っていればトラブルを防ぐことにもなるでしょう。

エチケットやマナーは地域や年代によっても変わりやすいため、この記事では、あまり異論のなさそうなものを中心に7つの事項を紹介したいと思います。

登山中は登りが優先

登山道を下っているときに、すれ違いが難しいところで登りの人がきた場合、原則として登りの人を先に登らせてあげましょう。ただ、登りの人が先に行って欲しいという場合には先に降りて問題ありません。急登のところなどは登りの人は疲れていることが多いため、急いで登るよりも少し待ってゆっくり登りたい人は少なくありません。

また、もし狭い場所で道を譲る場合、滑落を防ぐために、山側に避けるようにしましょう。そして、自分のザックで人を押してしまうことのないように、ザックは山側にしましょう。譲り合い時の事故は多く、私が穂高に登ったときには、二日連続でザイテングラートで譲り合い時に滑落事故が起こったと聞きました。比較的頻繁に起きやすい(起こしやすい)事故なので、特に危険地帯でのすれ違いは気をつけましょう。

山には何も残さない

ゴミに限らず、食べ物や身の回りの物は持ち帰り、目印などはつけることのないようにしましょう。自然環境を保護するとともに、野生の動物の餌付けとならないようにするためです。

山からは何も持ち帰らない

野草や石などは綺麗なものがあったとしても持ち帰ってはいけません。動物や虫も同様です。これらの物を持ち帰るには公的機関の許可が必要です。

ただ、いくつか例外もあります。

山域によっては川の源流があり、渓流釣りをすることができる場合があります。このような場所では釣って持ち帰ることも可能です。ただ、その地域の漁協等から釣りのための遊漁券を購入する必要があります。通常は、地元の釣具屋等で購入できますが、一部の場所では現地にいる係員から購入することもできます。一般的には、現地で徴収されるよりも事前に購入しておく方が安い傾向があります。

また、渓流釣りはいつでも可能であるわけではなく、許可されている期間が決まっています。事前に調べておきましょう。

魚の写真

幌尻岳で釣り人から分けていただいた魚です。
焼いて塩で味付けしただけでもとても美味しかったです。

山菜

山菜採りは違法に近いグレーゾーンだと思います。ただ、私有地の場合には明確に違法であるため注意が必要です。好きな人はすごい好きな山菜採りですが、個人的にはあまりおすすめできません。

地元の信仰に対して敬意を払う

山岳信仰は古くからあり、百名山などの有名な山を中心に、山そのものが信仰の対象になっていることがあります。神社や小さな祠があるようなことがありますが、触ってはいけません。ただ、写真を撮る分には問題ありません(ダメな場合には撮影禁止と書かれていることが多いと思います)。

立山の雄山の山頂にある神社などはまさにこれにあたるものです。

奥穂高岳山頂の祠

奥穂高岳山頂にある祠です。

登山者同士挨拶をする

登山道で登山者と会った場合、「おはようございます」「こんにちは」など、挨拶をしましょう。一部挨拶を好まない人もいるため、挨拶をしても無視されることもありますが、多くの人は笑顔で挨拶を返してくれる思いますので、無視されてもあまり気にしないようにしましょう。

登山道をふさがない

休んだり、写真を撮ったり、景色を見たりするときは、他の人が通れるように、登山道をふさがないように気をつけましょう。

また、複数人で行動する場合、狭い登山道では横に並んでふさぐことがないように気をつけましょう。

騒がしくしない

特に山頂や休憩する場所では、大声で話したり、叫んだりすることはやめましょう。

まとめ

私が登山をするときに気をつけていることを中心に7つのエチケット・マナーを紹介しました。これが絶対正しいというわけではありませんが、概ね一般的な内容ではないかと思います。

  • 登りが優先
  • 山には何も残さない
  • 山からは何も持ち帰らない
  • 地元の信仰に対して敬意を払う
  • 登山者同士挨拶をする
  • 登山道をふさがない
  • 騒がしくしない

なお、いくつかの事項はただのマナーに留まらず、法令等で禁止もされているので注意してください。

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