夕方には曇ってしまった空も、夜からはすっかりと晴れ、夜には綺麗な星空が広がっていた。この日はビビィ泊であったため、長い時間横になったまま空を眺め続けていた。8月中旬という最盛期であっても、北アルプスとは違い、南アルプスの […]
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はじめて登ったアルプスは鳳凰三山だった。薬師岳から見た北岳の迫力は今も忘れられない。「すごい」、自然と声が出た。それ以来いつか登りたいと思い続けてきた北岳。やっと週末に良い天気の日がきた。行くしかない。しかし、夏山シーズ […]
続きを読む夜は少し風が強かったが、朝になるとほぼ無風の状態であった。さすがに10月となるとそれなりに冷え込む。テントから顔を出し、空を仰ぎ見る。星がとてもきれいだ。秋の空は正座が分からないが、分かったとしても目当ての星を探すのが大 […]
続きを読む10月になると高い山ではもう秋が終わり、冬の準備がはじまっている。夏山シーズンの締めくくりとして選んだのは立山と剱岳。両山ともう翌週には普通に入ることが難しくなる山だ。ただ、入山できるとはいえ、積雪量は直前にどの程度降る […]
続きを読む涸沢のテント場は一日中風が強かった。テントは常に変形し、フライシートは風に飛ばされる直前。いつもならあまり寝られなそうではあるが、昨日の疲れは著しくたっぷりと休むことができた。今日は上高地に戻るだけだ。 涸沢ヒュッテから […]
続きを読むアルプスに登れるだけの体力をつけ、北アルプスの岩場にも慣れた頃になると、一度は意識するであろうジャンダルム。難所と言われる穂高の中でも別格扱いの場所。ヤマレコやブログを読み漁り、ルートを頭に叩き込み、いまここに立っている […]
続きを読む快適な岳沢小屋のテント場で熟睡し、体調は万全。長丁場となるであろう一日がはじまった。 岳沢小屋から重太郎新道を紀美子平へ 4時前に起床。長くなる1日のために朝食はしっかりと摂る。手早くテントを片付け、4時半過ぎに岳沢小屋 […]
続きを読む急に決まった三連休。ゆっくり寝てから出ても間に合うところということでストックしておいた岳沢からの奥穂高岳に決定し、急遽荷物をまとめて沢渡入りした。朝は混む沢渡もお昼すぎにもなると観光客がそこそこいる程度で登山者は皆無。テ […]
続きを読む適度に空いている白馬山荘でゆっくりと夜を過ごし、今日は白馬三山への縦走に向かう。当初の目論見としては白馬鑓温泉の方から下る予定であったが、小屋での情報によると、一日前に事故があったらしく、道も良い状態ではないため薦められ […]
続きを読む今回の白馬岳への登山は、実は今月2度目である。ゴールデンウィークに同じルートを登ったものの、風が非常に強く、大雪渓では這いつくばらないと飛ばされるほどの強さであった。大雪渓を登りきったところで実際に突風で数メートル飛ばさ […]
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