山でも季節は完全に夏となり、3,000m級の山にも気軽に入れる季節となった。個人的には大好きな八ヶ岳。実は冬に行ってばかりで夏の赤岳は行ったことがなかった。冬にはほとんど人が入らない真教寺尾根と県界尾根。岩場の長い登りが […]
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大天荘のあたりは夕方から雨となり、夜は激しい暴風雨となった。6時になると風は歩ける程度収まったため歩き始めることにした。 大天荘から東大天井岳へ 大天井岳から大天荘への道と大きく変わらない道が続く。広い稜線を進む特に危険 […]
続きを読む5月も下旬になると、暖かい日は夏かと思うような日が増えてくる。この年は雪が少なく、どこの山域でも例年では考えられない雪の量だという。この年のはじめての北アルプスとして、比較的歩きやすい表銀座に行くことに決めた。年末年始に […]
続きを読む夕方には曇ってしまった空も、夜からはすっかりと晴れ、夜には綺麗な星空が広がっていた。この日はビビィ泊であったため、長い時間横になったまま空を眺め続けていた。8月中旬という最盛期であっても、北アルプスとは違い、南アルプスの […]
続きを読むはじめて登ったアルプスは鳳凰三山だった。薬師岳から見た北岳の迫力は今も忘れられない。「すごい」、自然と声が出た。それ以来いつか登りたいと思い続けてきた北岳。やっと週末に良い天気の日がきた。行くしかない。しかし、夏山シーズ […]
続きを読む夜は少し風が強かったが、朝になるとほぼ無風の状態であった。さすがに10月となるとそれなりに冷え込む。テントから顔を出し、空を仰ぎ見る。星がとてもきれいだ。秋の空は正座が分からないが、分かったとしても目当ての星を探すのが大 […]
続きを読む10月になると高い山ではもう秋が終わり、冬の準備がはじまっている。夏山シーズンの締めくくりとして選んだのは立山と剱岳。両山ともう翌週には普通に入ることが難しくなる山だ。ただ、入山できるとはいえ、積雪量は直前にどの程度降る […]
続きを読む涸沢のテント場は一日中風が強かった。テントは常に変形し、フライシートは風に飛ばされる直前。いつもならあまり寝られなそうではあるが、昨日の疲れは著しくたっぷりと休むことができた。今日は上高地に戻るだけだ。 涸沢ヒュッテから […]
続きを読むアルプスに登れるだけの体力をつけ、北アルプスの岩場にも慣れた頃になると、一度は意識するであろうジャンダルム。難所と言われる穂高の中でも別格扱いの場所。ヤマレコやブログを読み漁り、ルートを頭に叩き込み、いまここに立っている […]
続きを読む快適な岳沢小屋のテント場で熟睡し、体調は万全。長丁場となるであろう一日がはじまった。 岳沢小屋から重太郎新道を紀美子平へ 4時前に起床。長くなる1日のために朝食はしっかりと摂る。手早くテントを片付け、4時半過ぎに岳沢小屋 […]
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